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出前授業「もしも地球が立方体だったら」

 

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 平成29年6月9日
 日本科学協会からの出前授業。テーマは、「もしも地球が立方体だったら」です。
 講師の先生は、福岡大学理学部地球圏科学科教授 林政彦先生です。林先生は、南極地域観測隊にも参加され、何度も南極に行かれています。今日は、まず、「もしも地球が立方体だったら」というお話をしていただきました。立方体であっても、重力は、立方体の中心に向かって働きます。平面だと斜めに引き付けられ、坂道に立たされた感じになるそうです。海も、大気も丸い地球とは様相が大きく異なってきます。話を聞きながら、丸い地球はなんと素晴らしいことかと思わずにはいられませんでした。
 最後に、南極のお話をしていただきました。そして、林先生が南極から持ってこられた氷をいただきました。およそ1万年前の雪と空気が圧縮されてできた氷です。氷を耳元に持っていくと、プチプチと音がしました。1万年前の空気の泡がはじける音です。写真の氷の中に小さな粒があるのが分かりますか。あれが1万年前の空気の粒です。きれいな氷で、なめてもいいそうです。私もなめさせてもらいました。子どもたちも口に含ませてもらいました。
 今日は、めったにできないことを体験させてもらいました。

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