６年生の主権者教育
７月１０日は参議院選挙の日となっています。今回の選挙から選挙権が１８歳に引き下げられました。６年生の子供たちにとって今まで以上に選挙が身近なものとなってきました。
そこで、本校では、参議院選挙よりも前に主権者教育を実施することにしました。
Ａ・Ｂ・Ｃ・Ｄの４つの政党を立て、「これからの日本の農業発展のための」施策を立てさせ、公約の発表、そして、投票という順に学習が進んでいきました。
「外国の土地を国が購入し、日本の農業従事者が指導者となって，外国で大規模農業を行います」「農業をする人に国が補助金を出し、農業をする人の所得を高くします」「農業体験ができるゲームのソフトを開発し、子どもや若い人が農業に関心を持つようにします」「全国の学校に米のバケツ栽培を実施し、農業の楽しさを実感させることで農業への関心を高めます」。それぞれの政党の公約はなかなかユニークです。子供たちは、模擬投票所で自分が納得・支持する政党の候補者名を記入し、投票用紙を投票箱に入れます。
立候補する立場と投票する立場を体験する主権者教育でした。
